2006/08/27

Tellman からのお話・ADHDってぇのは子供の話ばかりじゃないみたいよ!?

達治は隠居してからADHDになったそうだ。

「あら達っちゃん、早いじゃない!」
「何言ってんだい桂子、ちょうど時間とおりだぜ、僕ら10時にあう約束したろ?」
「そうよ、そうだけどあなたいつも遅れるじゃない、あなたが来るまであと15分か20分あると思ってたのよ。」


「もうそんなことはなさそうだよ、桂ちゃん。ぼくはADHDなんだそうだ、知ってるだろ注意力散漫症候群ってぇやつらしいんだ」
「なに言ってるよ! あなたのとしでそんな病気になるわけないじゃない、それって子供の病気でしょ?ほらいつも落ち着きのない子供のさぁ。」


「いやぁ、こういうことさぁね。孫娘がこないだ内4-5日泊まってったんだよ。ちょうど半年ばかり前にADHDの検査を受けて、そう判定されたんだな。結果薬飲んだりして随分良くなったんだよ。前はまぁたまに来ても、それこそ目の回る騒ぎだったからね、ほんと。

「泊まって3日目だったかね、あいつが言うんだよ“おじいちゃん、あたしさぁおじいちゃんもADHDだと思うけど”、びっくりしたね。そんなはずぁないよ、おじいちゃんはちゃんと学校でおちついて勉強してたし、一年前に引退するまできちんとした仕事するんでみんながほめてくれたんだから。


「まぁだけど、会社へ行かなくなってからなんとなくものごとがまとまらんがね「なおみ、これが孫の名前だけど、いうには医者からADHDは遺伝するって教わったんだそうだ。それ以来家族を観察してたって言うんだな、誰がADHDかってさ。なおみの言い出し方がうまいんだな、

「はじめに言うにはさ “僕は約束に遅れる、しかもそれで相手が怒り出す” っていうんだ。考えてみるまさにそのとおり!僕はよく遅れるよな?会社勤めの最中にこんなことがあったのを思い出したよ、むかし上司にきつい突込みをよくかまされたってね。」


「あらっ、達っちゃんいいのよ、もうみんなが知ってることだし、あなたは人気者よ」
「桂ちゃんありがと。みんなが気にしてるなんて思いもしなかったもんでさ、2-3人に聞いてみたんだ。正直にどう思うか言ってくれってさ。びっくりしゃっくり驚天動地だったね

「みんな迷惑してたんだ。ひとたび僕が真正面から聞いたらさ、ほんとにその迷惑顔が出てくるじゃない!そんでぼくに言うんだよ、何回も言ったってさ。こうして考えてみると昔から何人もこのせいで友達なくしてるんだよな・・・・・、遅れるせいでさ


「つぎになおみがいうには机の上や畳のうえや、そこら中に散らかってるメモがきのことさ。いつも山ンなってるのは確か。だけど自分のつもりじゃきちんと順序が決まってて必要ならいつでも取り出せる、はずだと思ってるんだけどね・・・・ 困ったことに引退してからはみんな一緒んなってまさに深山にて霧に迷うがごときのありさまさ。必要なのに必要なものが見つからなくなッちまたんだ。

「まぁ認めたくはないんだけどさ、現実はのところは・・・。孫から言われるとこたえるよね、ほんと。なおみがその霧の中から請求書を一枚引っ張り出して、“おじいちゃん、これ払ってないんじゃないの”、これは効いたね。


「桂ちゃんも覚えてるかもしれないけど、僕は金払いだけは随分気使ってたんだよ、そうだろ?だけどこのごろは請求書の再請求書が来て、そんなはずはないと思いながら始めの請求書を探しても見つからないんだな。これはつらいぜ、まったく。まるで生活のコントロールが効かない感じがするんだよ。


「もう一つ駄目押しが効いたね。なおみを動物園へつれていく約束してたんだけど、結局動物園に着いたのがもう閉園間近かだったんだよ。なぜだと思う?ぼくがさ、次からつぎへやらなきゃいけないことをみつけちゃやるもんで、なおみが約束を言い出すまですっかり動物園行く約束を忘れちまってたんだよ。」


「達っちゃんうれしいこと言ってくれるじゃない。ずっとあんたのこと全部きれいに身の回りの片づけが出来る人だと思ってたのよ。いつも自分が何をしてるか分かってる人だと思ってたの。」
「桂ちゃん、それはずっと前のことさ、働いてるときは生活自体が僕を計画してくれてたと思うんだ。いまやぼくは一々決心して、計画して、ないから何まで自分でやらなくちゃならないんだよ。

「よくあるんだけどさ、なにか一つの事やり始めるだろ、ところがやたらほかの事が気になったりして別のやり方や方向へ進もうとするもんで、結局何にも結果が出ないで一日経っちまうことがあるんだよ。布団へ入るともう、やたら腹立たしくってたまんないのさ。」


「何言ってるのよ、達っちゃんはもう引退したんだし、ゆっくり人生楽しめば良いじゃない。みんなあんたが良くやってたこと知ってるし、いまさら何も証明することないじゃない。」
「そこなんだよ、リラックスできないんだな。まるで檻に入れられてるみたいにさ、体中がむずがゆいんだよ。なおみが思い出させてくれたんだけど、ぼくは休暇にでかけるつもりだったようなんだ。

「さっきのその霧の中から孫がタイやインドや、そこら中の切抜きを引っ張り出してきたときはほんとにどっきりだったね。結局ぼくにはどこへ行くか決められなかったんだもの。


「でもそんなこともようやく終わりさ!医者へ行ったら、間違いなくADDだって言われたんだよ。療法士がついてさ、霧の中のメモも片付いてさ。ところで桂ちゃん、僕がもう一度でも遅刻することがあったら忘れないでそう言ってよ。お願いだからさ。それから、本日の最新ニュース、パンパカパーン!!なおみとディズニーシーへ行くことになりましたぁー!!!」


「達っちゃん、その先生って誰?あたしも診てもらおうと思うのよ、あなたの言うことが一々私にもあてはまるんだもの・・・・・・・・」


***注: ADDは年齢に関係ありません。
**注:  仕事を止め引退すると、あなたにはあたらしい目標が必要になります。何のために?そう、仕事づけだった生活の変わりになるものが必要なんです。
*注:  引退後は個人的な人間関係がさらに重要になります。そしてあなた自身、他を意識する必要性も増してきます。

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2006/08/01

マーケティング策戦: ピッツァ配達ボートのはなし
Dan Kennedyからの手紙

前回の「成功したマーケティング策戦」メールには成功する人たちには共通する内容があることに気づいてくれたと思う。その第一は革新性である。私の大好きなビジネス革新の例はドミノピザのトム・モナハンである。実際私のサクセス・サポート講座では10年以上彼の話をし続けている。

トムは大変に革新的で創造性のある男で、彼の革新的な態度は生活のすべてにわたっている。私の大好きな話でそれをお伝えしたい。もちろんドミノ・ストーリーである。


ドミノピザのフランチャイジーになったある人がリゾートにある湖の近くに店を出した。彼の第一の問題は商圏地区の居住者は一年のうち半年しか住んでいないということだった。そう、リゾートエリアだからね。夏中居て秋も深まると誰も居なくなってしまうという場所だったのである。

第二の問題点は、店を開いてすぐ気づいたことだが、ドミノピザの謳い文句である「30分以内のお届け」がいつもできるとは考えにくい場所に店を開いてしまったことだったんだ。そう、大きい湖で住宅はその岸辺一帯に散らばっているので、車を使ってもカバーしきれない広がりがあった。

彼にしてみれば2点間の最短距離は直線である。そう数学的真理だね。そこで店主はボートでの配達を考えた。それぞれのお宅は湖に突き出た形でドックを持ってるからね。そうして彼はドミノピザのフランチャイズで初めてボートで配達する店になった。


次の問題はボートでの配達だと車での配達と違い乗り物が安定していない。そのため箱に入ったピザは片方に寄ってしまい、箱の内側で上下にピザのトッピングがくっついてしまう。これはドミノピザの広告内容とは違う状態での製品をお届けすることになって具合が悪い。

そこで 彼はどうしたか?

ドミノのエンジニアが寄り集まって、ほかにこれという理由がないにもかかわらずこの店専用の道具を作り上げてしまった。ボートで配達する際にピザを入れる箱、ピザを暖かいままにボートの傾きには無関係で運べる道具を作ってしまったというわけだ。きっとジャイロスコープを利用したものだったんだろう。

まだ終わらない。次の問題は夜の配達だ。普通の道を行けば住所も分かりやすいし、客先へ到着してもあて先の確認が出来るが、湖は暗いし住所が不確かだ。当然配達人はどこに居るのか分からなくなってしまって、ただただ湖を漂うことになる。そこで彼は岸辺の家々を訪ねてそれぞれのドックに番号を書かせてもらい、その数字を照らすランプを置かせてもらった。もちろん彼がその費用を支払った。

こうすれば注文の際にドック番号を一緒に連絡すればよいわけだ。

ただ単にピザを配達するためにこれだけの手間をかけ、道具の製作までしてしまった。結果どうなったか?このフランチャイジーは6ヶ月間でほかのフランチャイジーが1年かかって作る売上げの2/3を販売し、これは年間ベースに引き直せば残りの全フランチャイジー2999軒を上回る売上げになったというわけだ。そう、湖を使ってボートでピザを配達することだけで。

革新すること、発明し自ら手法を開拓すること、よろこんで積極的にこうしたチャレンジを行うことは成功する資質として非常に重要だと考えている。

来週にはもっとおもしろい話をお届けしよう。

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