2013/01/30

3週間におよぶ入院でした。

1月6日に転倒して大腿骨骨折、救急搬送で入院しました。脚の骨が折れてしまったのです。我ながら信じられません。でも事実です。

転倒即身体中に震えが走り始めました。そうです、震えがきました。止まりません。痛い!遠くに奥さんの、そう自分の女房をそう呼ぶのが癖になっているので、そのまま使わせてください。奥さんの声が遠くで『痛い?いたい?かわいそう・・・』

「救急車呼んでくれ」あわてきっているところに行動の指針が示されたように、119.救急車がきて入院することができました。倒れた瞬間足がありえない方向を向いているのを目の底に止めていました。

まさにそのまま大腿骨骨折です。それからおよそ3週間経過して、昨日退院しました。人生初めての入院です。いやもちろんこれまでも検査目的での入院はあります。せいぜい3日ほど。おっとそうだもう30年以上以前になりますかね、潰瘍がひどいといわれて入院。すぐ手術する、といわれて逃げ出したことがありました。

このときは叔父さんに紹介してもらった別の病院へ行って検査の結果、「きれいな胃」です、と言われて即退院。今回は足がありえない方向を向いているのを見てしまったのです。これは恐怖です。

それでも骨をつなぐ金属棒を入れる手術を9日に行い、抜糸もし、鎮痛剤の投与も終わり、ほとんど痛みもなくなったところで、退院する状況になりました。もちろん折れた骨がつながったわけでもなく、 これからおよそ半年間の言うなれば自宅での療養生活に入るわけです。

これは相当の精神的苦痛であることに変わりはありません。骨が確実に固まるまで左足に体重を乗せることは許されません。右足一本で歩き続けなければならないわけです。外へ出かける自由を剥奪される時間です。寒いに付け暑いに付け外の風に触れるには人の手を借りなければなりません。これがどのくらい不自由なことか想像できますか?

マックやケンタにおやつを買いに出る、奥さんにお願いしなければなりません。駅前のそばやで熱いかつおぶし風味のそばを食うには少なくとも周囲の道路状況が分かっていなければ出かけられません。段差があれば松葉杖や車での通過が難しいのですから。

つい一年前にぼくはようやく下りエスカレーターのありがたみを感じるようになりました。そうです、それまで下りのスカレーターを全駅に設置するなんて無駄以外の何物でのではないか、そう一人怒りまくっていました。 やっぱり必要なんです。腰の痛いときや年をとってからろくに歩かなくなった足への負担を軽減するには必須なんです。

若いひとたちへ、「ごめんなさい」 社会的コストの増大、それも老齢人口の増加の結果から生じるこの種の負担は避けがたい状況にあることをご理解ください。フェイスブックにも書かしてもらいましたが、こうした状況の中自殺する自由を老人にもあてるべきだと思います。

毎年数万人の自殺者がいます。電車が止まります。ぼくも一度自殺者の上を通過した電車に乗っていた経験があります。駅の構内に全車両の半分が入っているのに扉は開きません。ほぼ1時間閉じ込められました。大変な迷惑です。確実に死ねる手段を社会保障の中に含めるべきだと考えるのです。

なぜなら、ぼくは二度とこのような目に会いたくないので、万一右足も大腿骨骨折を起すようなことがあれば治療よりも死を選びたいからです。だってもう70歳ですよ。これ以上生きて、それも身体不自由、行動不自由、医療は社会コストに乗っかって後世の負担になりたくありません。

などなど、PCをいじれない毎日の空白の中でいろんなことを考えました。そのエッセンスはいずれまとめようと思っていますが、果たしてその時間があるのかどうか良く分かりません。とにかく死にそうな目に会いながら帰還した現在の気持をお知らせしたくて、あえてこのブログ記事にしました。

この間、運営しているコンテンツサイトや、事務機器販売のサイトなどまたインターネット・マーケティングサイトのご贔屓さまへ連絡がとれず、とても心苦しかったのですが、気持が集中できず、適当なデバイスを購入する気にもならず 大変失礼しました。

この場を借りてご容赦いただくよう、伏してお願い申し上げます。今週末までにはきちんと処理ができるはずですので、それまでお時間をお貸しください。いまの左脚の状況ですか?とても重苦しく、太く腫れています。たしかに1週間前よりは楽になっているかもしれませんが・・・。

そうそう、退院記念に事務機サイトでは1000円引きセールを、インターネット・マーケティングサイトではマーケティング参考書を特別価格で提供しますので、ぜひ2月に入り次第お越しください。お待ちしています。なんせ入費を稼がなければならんのですよ、はい・・・。


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