自己責任で物事に対応する、これができない原因はなんなんだろう?とこの頃考えて夜も眠れなくなっちゃう、っていうのは冗談ですが、オフ会でも紹介させていただいた新しい貸金業・ウィキバンクのPR方法に悩む毎日であります。一つにはウィキバンクの仕掛けの中身が市場としては正反対の性格を併せ持っている点にあります。
ウィキバンクの仕掛けとしてボロワー(借りる人)とレンダー(貸す人)が必要です。別の言い方をすれば、お金を持っている人とお金のない人、お金に余裕がある人とない人。こうなります。正反対の性格ですよね?間違ってるのかな?一般的には年齢の大きい人には資金が手元にあり、ある意味どう使おうか考え込んでいる、若い人は欲望にあおられてあれも欲しい、これも欲しいと山ほどのお金の使いみちばかりが念頭に浮かぶ。
それともこういう切り口だと方向が違っていて、このまま進んでも何の手掛かりもつかめないで終わるのか?なんてぇ恐怖にもとらわれるのであります。ただウィキバンクの仕掛けの中で両者、ボロワーとレンダー双方という意味ですが、共通項として期待している「自己責任」をキーワードに進むべきなのだろうかと悩むのであります。
先週貸金業協会のアンケート結果をまとめたものを見ていましたら、消費者金融の顧客になるキッカケはどこにあるのか、という質問について「手軽だから」というのがトップにあります。手軽って?例えば5万円必要だからちょっと借りとこうか、と考えるんでしょうかね?5万円稼ごうと思ったら、多分ほとんどの人は5日間かかるし、その間の食事代やら、コーヒー代を差し引くと6万円目処にして身体を使うか、頭を使わないといけないんじゃないですか?
それをATMから引き出せばOKとなれば、5万円の価値自体それなりのものになってしまう。それならそんなもの返さなくってもいいじゃん!そこで、返済が滞る。どこに間違いがあるのか?
1. 5万円を簡単に貸し出すシステムが存在している。
2. 欲しいものを今すぐ手に入れないと気がすまない人間の性質
3. 5万円ぐらい親からもらえばいいじゃん、そのくらい出してやれない親が悪い。
4. 借りたものは返さなくっちゃいけない、それを知らない、あるいは考えようともしない借主が悪い。
で、ぼくの欲しい答えは4番なんです。たしかに1が消費を煽ることはありえます。でも我慢という言葉の本当の意味を知っていたら、いやいやぼくも知りません、でも金がなければ我慢せざるを得ない、ということは学びました、はい。だから、ウィキバンクのサイトでは借りる人が金利を登録します。
たとえ3%といえども借りるお金を返済するときには【お礼】をつけなければならない、しかもその額を自分で決めなければならない、と言うことになると少しは考えていただけるのではないか、このように考えていますが、ぼくのの考え方は甘いんですかねぇ??
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新しい貸金業の世界
㈱ウィキバンク
井上佑一
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